ゲームアレコレ
とりあえず SQII を終わらせたことにした ( http://d.hatena.ne.jp/janus_wel/20080425#1209138703 ) のでいい機会ということでまとめ。 SQII を除いて前回ゲームについて書いたのは、えぇとこれか http://d.hatena.ne.jp/janus_wel/20061119#1163955118 。うわかなり前だ。うーん、とりあえずこの後の流れを列挙。
- 英雄伝説 ガガーブトリロジー 朱紅い雫
- 英雄伝説 ガガーブトリロジー 海の檻歌
- ゼノサーガ I・II
- Xenosaga Ep3 ツァラトゥストラはかく語りき
- サモンナイト 4
- 英雄伝説 空の軌跡 FC
- 英雄伝説 空の軌跡 SC
- NAMUCO X CAPCOM
- サモンナイトエクステーゼ
- Tales of Destiny ( PS2 )
- もじぴったん ( PS2 )
- 僕の私の塊魂
- 世界樹の迷宮 II 諸王の聖杯
RPG 多すぐる。 SQII に関してはさんざん書いたので除外としても上記を 1 エントリでまとめるのはちょっと無理そうなのでとりあえず今回は Falcom 関係を書き綴る。
ガガーブトリロジー
白き魔女に続けてガガーブトリロジー ( http://gagharvtrilogy.com/ ) を終わらせていった流れなんだけど俺の中では英雄伝説は RPG の王道というイメージなのよね。DQ や FF とはまた違った王道というか DQ が国産 CRPG ( TRPG との対比としての CRPG ) の正統後継者で FF が RPG ( 一般に言われている RPG ) の異端児というイメージなので 3 者は俺の中では競合しないんだけど。あーでもイセルハーサ編はやったことないからなー。ここは毛色が全然違うのかもしれん。一応 III 白き魔女からのイメージということで。
- 朱紅い雫
- 朱紅い雫のみ Windows 版を中古屋で購入して以前にやったことがあって非常にハマった。それでガガーブ編を全てやろうと思って PSP 版でトリロジーに手を出した流れ。というわけで朱紅い雫は 2 度目なんだけどやっぱり面白かった。トリロジーの中ではシステムもシナリオも一番好きだ。というか他 2 作と比べて出来が突出していると思う。
- 神との決別というテーマは欧米だともっと徹底的になされる ( 宗教の排斥ではなくて極論の展開として ) と思うんだけど神が人を見守る役目に落ち着くあたりが日本人的なアニミズムに通ずるものがあるというか。光と闇のどちらかにつくことでそれぞれの加護が得られるあたりは西洋的だとは思うけど。
- 海の檻歌
- ガガーブ 3 部作のかすがい的な位置づけなんだけどその役割が大きすぎてシナリオもそっち方面に目が行きがちというか。確かに朱紅い雫 -> 海の檻歌 -> 白き魔女のつなぎと流れは素晴らしいけど海の檻歌単体ではどうにも筋が理解できないと思うのよね。あと海の檻歌自体のゲームやお話しとしての完成度がーという側面もある。
- システムもちょっとイヤ感があってまず戦闘において朱紅い雫より重くなるときがある。白き魔女から順当にブラッシュアップされていると思っていたのでちょっと気になってしまった。後はやっぱり共鳴石の存在が薄いのがなー。システム的になんか無理してる感が否めない。共鳴魔法の演出が楽器弾いてる感がないとか最後の方はエル・フィルデン魔法の方が使い勝手がよかったとか。他にも音楽家なのに装備がーとかジャン & リックの切なさとか主要 3 メンバー以外のキャラクターの扱いとかまぁ色々ある。
ガガーブトリロジーは 3 部揃ったときの完成度が素晴らしいんだけど単体で見ると朱紅い雫以外はそれほどでもないのよね。でも断絶された世界と次代へ繋ぐ希望というテーマはつながりを前面に押し出した作品を別々にリリースすることでより実感できるのかも。そういう意味でこういう構成にしたのは正解でそもそも単体で楽しむものではないのかもしれない。
空の軌跡
最初にやったのが Windows 版の英雄伝説 VI 空の軌跡なのでやはりそこからの流れ。なぜそのまま Windows 版でやらないのかというと最近 PC でゲームするのが億劫なのよね。イヤではないんだけど PC 立ち上げるならゲーム以外にも面白いことあるしゲームやってるとそのほかのことできないしゲームのためだけに立ち上げるのはちょっとめんどくさいしそもそも最近ハードウェアの更新をしてないので最近のゲームを動かすのにツライ環境ということもあるしでゲーム機の弄り率が上がっている形。あと Falcom で PC 版ゲーム買うとゴテゴテくっついてきてうっとうしいというのもある。
- FC
- First Chapter らしく丁寧に描かれていて好き。世界観はちょっとちぐはぐなところもあるけどプレイ中はそうと感じさせないくらいの没入感で Windows 版と合わせると 5 周はしたと思う。遊撃士のクエスト制覇とかでムキになったりしたけど一周のプレイ時間がそんなにかからないと思うので次周でいいかという判断も難なくこなせた記憶がある。
- 最終的にアーツの存在があまり目立たなかったのでそこは残念というか。アガットとティータを使っているからかもしれないけど。
- 遊撃士は正義の味方というイメージは現実だと無理なんじゃないかなぁというか遊撃士の立場て要は何でも屋なのでけっこう微妙でそんなにうまくいかないよなぁと思う。内政干渉の種になりそうな何でも屋てけっこう厄介な存在だと思うのよね。いやでもリベール王国が例外的にうまくいっているだけかもしれない。国民的にのどかというか、自警団みたいな組織としてしか捉えられてないというか。
- エンディングの持ってき方は素晴らしいと思うんだけど 2 人の親密な仲をずっと描いて最後に離れ離れにさせるというのは使い古されてはいるけどけっこうキくなぁ。 他のFalcom 作品でこういう展開は朱紅い雫でもあったな。アヴィンとマイル。
- SC
- こちらは FC に比べて大味になっている。最後のほうは戦闘になっていてシナリオも読みやすい。終幕へ収束していくのが手に取るようにわかる。こちらは 2 周。
- アーツが大幅に変更・強化されていて戦略性が上がった形。戦闘の強化が今作のテーマだったのかなーと。
- 難度 Nightmare でクリアはしたけど引継ぎを使ったのでそれほどキツくはなかった。 Delay とスロットの把握が出来れば何とかなる感じ。引継ぎナシの Nightmare は正直序盤をどうすればいいのかわからないので終了した。
- 物語の時間軸的には FC のすぐ後なので発売時期による時間差は共有できないのよね。ヨシュアが消えたあとに一定時間経たせているとより共感できたかもしれないのになー。いやでもこういう手法て君が望む永遠のデモ版で一般的に広まったから今更やっても新鮮味はないということなのかな。
最近のブームとか世相を反映すると王道もこうなるのかなぁという印象。世界観・シナリオ・システムは単体では秀逸というわけではないんだけど組み合わせ方や細かいところでの動きで完成度を高めている感じ。とりあえず 3rd が PSP でも発売されるらしい ( http://www.falcom.com/sora/index.html ) ので既に購入予定リストには入れている。