UA

腹乗り


そういや User Agent って最近聞かない言葉だなと思った。確か 2000 年あたりまでは結構聞いた言葉だと思うんだけど、今は大抵 Web Browser ( ブラウザ ) よね。

乱暴に推測すると確か UA の概念て大雑把にネットワークのアレコレをユーザの代わりにやってくれる ( OSI 参照モデルの低次部分を司る ) というモノで、出てきた当時は語感とかブームもあってなんかすげーみたいな感じがあったんだけど最近じゃ Web Browser が Mail も Image も Movie も何でもかんでもやるから Agent とか難しいこと考えなくてももうブラウザでいいんじゃね ? 的な流れなんじゃないかと理解している。

で、ちょっと前まで ( 今現在も ? ) OS の擬人化とか Web Browser の擬人化とかが流行った時期があったりかなり前の「伺か。」とか今現在の Apricot なんかがあって、そういうのは人間が Agent と聞いて思い浮かぶ「代理に何かやってくれる人」というのとダブって先走った人たちの結晶なのかなぁ、とか何とか思っている。

でもって最近だと色々要素が揃ってきて、

あたりを突っ込んで秘書 ( Agent for / to User ) みたいなの作ると面白いんじゃないかなぁとか。というか既に Apricot はフィード解釈はやってるなぁ。でもこういうアプローチってあくまでデスクトップ賑やかし要員な気がするので Agent って感じはあんまないのよね。後「伺か。」でいう Shell 変更に留まらずに Ghost にも手を加えることが可能になればもっと色々妄想できるんだけど、そういうのはどっちかというと Adobe Air とか Mozilla prism 関連のアプローチなのかもしれない。 Adobe Air で既に斎藤委員長てのがあった。

最終的に妄想されるのはタチコマエージェントとかうーくんみたいな Suggest までやってくれる ( でも決定権は人間 ) Inteligence なものだけどそれはまだ創造の産物でしかないのよなー。