歴史とは何か
引っ越しで出てきたので改めて読んでしまったという経緯。あーでも改めてじゃないな、全部通読したのははじめてだこれ絶対。あと多分だけど誤訳がけっこうあって「 ? 」と思う文がちらほらと見受けられたので原著を読んだ方がいいかもしれない。
読んでまずひとの良さそうなおっちゃんなんだろうなぁっていう印象を持ったんだけど写真見てみたらけっこうヘンクツじいさんぽい顔してた -> http://en.wikipedia.org/wiki/Edward_Hallett_Carr 。あーでもなんか穏やかな口調で孫に歴史を語ってそうないいじいちゃんぽい顔でもあるなぁ。
てかこのひと英国人とは思えないほど自由主義ですでに亡くなったひととは思えないほど未来志向で顔からは想像できないほど性善説支持派すぎる。多分時代関係なくこのじいさんは「うお、まぶしっ !! 」って言われるくらいキラキラ輝いてる。…輝くじいさんて字面はなんかやだな。
でまぁこれ歴史に限らずみんなに関係あることがたくさん述べられているので読むといいよというくらい ? 具体的に
- 事実とは何か
- 文書の読み方
- 視点の認識
- 仮説の実証
- 価値の創出
- 過去と未来
- 思考
といったあたりというかおれはこういう理解をした。ただまぁ授業を本におこしたものだからか歴史家の書き方かは知らないけど結論や主張がどこかがちょっとわかりにくいのは勘弁してもらいたかったというか。 Twitter 全盛時代だから余計そう思うのかもしれない。
今気付いたけど http://d.hatena.ne.jp/janus_wel/20080428/1210648213 で書いたことはこの本を通して教えられたことだったかもしれない。もう記憶がないんだよな…。