wと(笑)

twitter で出た話題なんだけど web 上ではいつの間にかwと(笑)の立場が逆転してるよねというハナシ。大体俺の認識だと以下のような流れだと思うんだけど

  1. :-), ^_^ などの延長の 2 バイト表現としての(笑) ?
  2. (笑)の省略形としてのwが生まれる。
  3. MMORPG掲示板でwを使って子供っぽい表現をする人間が生まれる。ここからwは子供っぽいという感覚が定着。そこから侮蔑という意味も生じた。対して(笑)は純粋に笑っている様子・可笑しい感情を表すものという認識。この時点ではどちらも嘲笑の意味はコンテクストにより持っていたものの相対的にwが侮蔑の意味を込めてつかわれるようになる。
    • うはwwwwwおkwwwww
  4. キータイプ数による氾濫や意味を知らずに使いだす層が増えカジュアルに使われる機会も多くなっていきwの子供っぽい感覚が薄れていく。
  5. (笑)を使って特定層を嘲笑する表現が市民権を得る。ここから名詞 + (笑)で名詞部分に該当する層を揶揄・嘲笑する意味が付加された。ここでは(笑)により強い揶揄・嘲笑の意味がセットされる。
    • スイーツ(笑)

時間軸は無視で。とりあえず本来の意味での笑っている様子・可笑しい感情を表す用途ではどちらかというと今はwがスタンダードで(笑)が日陰になっている形。

ただ、まだwにも子供っぽいとか人を馬鹿にしたイメージも残っているので可笑しい感情を表すのに他の語を使うひとも出てきている。具体的には「フイタ」、「腹筋崩壊」あたり。こちらはどちらかというと笑っている様子・可笑しい感情を表すことが多くたまに称賛の意味も含まれる。

っていう感覚。一応こんなのも作ってみたんだけど http://narabete.com/table/1132 どうだろう。