LDRize

暑かったらしい


Greasemonkey Script の一つ。 LiveDoor Readerize の強調部分で LDRize 。やっぱり前々からいいとか凄いとか革新だとか言われていたんだけどやっぱり何が凄いのかわからなくて放置してた。で、 Livedoor Reader について理解したおかげ ( http://d.hatena.ne.jp/janus_wel/20080420#1208832632 ) でやっとこれのありがたみもわかってきたという流れ。

LDRize の機能はまぁ一言でいうと検索結果や blog エントリのように論理的な単位がフラットに連続的に並んでいるリソースにおいて LDR のようなインターフェイスを提供するものらしい。 j / k で次 / 前とかピン立てたものを全て開くとか。これって LDRize 単体で全部やってるんじゃなくてバックエンドに Minibuffer てスクリプトを抱えてるらしいんだけどこの Minibuffer が肝みたいなのよね。

Minibuffer のメイン機能は多分その名の通り小さなバッファだと思うんだけどバッファにアイテムを詰める = ピンを立てるを Minibuffer が担っているぽい。で、他にも機能があるらしく Minibuffer オブジェクトへの関数の登録とか XPath のパースとかを他のスクリプトでできる、と。関数が登録できるんならそれを使うことができるのが道理なので、ピンをたてたアイテム群に対して登録された関数やそれらをパイプでつないだ任意のコマンドが実行できるっつー凄さ。既にピンを立てた blog エントリを reblog するスクリプトがあったりする。

となるとキーボードナビゲートで検索だってブログだって超速く、さらにどんどこ拡張ができて便利すぐる !! かと思いきや Minibuffer も LDRize もかなり重い。スクリプト単体で 51.8 KB / 46.8 KB て。 Fx2 で AutoPagerize と組み合わせて使ったりするとメモリを 400 MB 以上食いつつたまに 20 秒ほど固まったりする。こりゃダメだと思ってアンインストール。なんか釈然としない。

とりあえずインターフェイスを強制的にユーザの好きなものに変えるという方向性は素晴らしいということとピン立ててあるか現在選択されているアイテムを o キーで開けるようにするという素敵アイディアを学んだということで。