世界樹の迷宮II 諸王の聖杯

The Giant


前作と比べて階層ごとのボスが軒並み強い感触でとてもいい感じ。それとあわせて雑魚が手頃な強さ ( 対処方法 / レベルが揃ってしまうと脅威でなくなる ) な点と FOE では経験値が得られないことがボディブローのようにパーティにのしかかってくる。雑魚相手の戦闘を繰り返すのみでは単純に作業になってしまうのを防ぐためにクエストがばら撒かれている感じなのと、探索可能領域を回りきったあたりで階層ボスに挑むとちょとキツイかな程度の難易度がまた心地よい。素直にここらへんのバランスはいいなぁ、と高評価。

全体的に攻撃スキルの消費 TP が高めに設定されているようなのでスキルレベルを上げるタイミングが重要かな、と。スキルのレベルが低いとコストパフォーマンスは悪いものの、あまり早いうちからスキルレベルを上げてしまうと一回の出撃でそのスキル 1 回しか繰り出せないなんてオチになる。最大 TP の成長に合わせてスキルレベルも上げていくか、 TP ブーストの上昇幅がパーセンテージ ( 多分 ) なのでスキルを多用するキャラは TP ブースト 10 を初期に取っておくと色々考えなくて済むかなと思う。一応ここらへんは厳密にやれば最終構成の参考になるなぁと思いつつ最後に一回悩めばいいさというスタンスで大雑把な育成と感覚的な運用で誤魔化している。

後は職業限定だがチョイスガード 1 やカウンターの重要性に気づいた。 HP が半分よりちょい下の仲間にチョイスガードで安定感アップ。使える場面はそんなに多くないがそういう場面は得てして黄泉比良坂につながっているのでけっこう重要。スキルレベルが 1 なら TP 消費も 2 で済むので負担も重くない。逆に言うとそれ以上は 5 まで取ってしまったほうが良いと思うので 1 に抑えておくのが TP 的にもスキルポイント的にも低コスト。カウンターは食らったダメージの何割かを防御力無視で相手に返すので硬い相手に有利かつ複数回攻撃に割り込んで発生するので確実なダメージソースとしても実は期待できる。ソードマンにヘイト値操作スキルはないが今作には魅惑の香があるので問題ない。

とりあえず今凄い勢いで進めているのでそのうち終わるかもしれない。終わらないかもしれない。