仕分け
最近の事業仕分けに関する報道がおもしろくて仕方ないのでどこがおもしろいのか書いてみる。
- 結果に一喜一憂しすぎ
- 仕分け ( assortment, sort ) なのに予算が決定したかのように反応するのがおもしろい。 priority を確認してるとか rating つけてるとかいう段階だろまだ。
- そもそも理解してない
- 多分事前にこういう感じで持ち時間はこうで議論をしますから準備してきてください ( 戦えるやつをよこせ ) といわれているにもかかわらず議論できないやつをむかわせるとかろくに準備してないとかアホかと。
- 素人に自分のやっていることを話せない
- 科学関係で出やすいというかまぁ専門家ってのに多い。金を出してもらう場合には普通銀行 ( 国が率先してやらなきゃならないような事業はどちらかというと venture capital 相手か ) に出資してくれるようにかなりいろいろ説明しなきゃならないんだけどそれすらできていないわけで。
- 関係するかしないか微妙なところで以前 doctor 進んだやつに国の金つかってんだから何やってんのか site とかでわかりやすい形 ( 前提知識がないひとでもわかる形で ) で一般に公表しないの ? ってきいてみたんだけどいやな顔をされて終わったというか世間の人は望んでないのかもねという両者合意で終わったんだけど ( 親友ですよもちろん ) 事業仕分けの公開っぷりと食いつき具合を見てるとそんなでもないように思えるのでもっとやるべき。とはいうもののまだ一回目だからとか劇場型だからとかいう判断もあるにはあるわけでそこらへんは毎年継続してやっていけばわかるでしょという意見。
- 議論できない
- 上記も含めてそもそも議論できる土台にたてていないのは論外で、他には仕分けする側の煽り文句に対していちいち反応するとかいらんことをいうとかの議論するための skill を持っていないひとが多いというのが意外だった。いやいやもっと出来るやついるだろと。
- 年齢高すぎ
- でまぁ議論できないのはなぁなぁでやってこれた年齢高めのひとに多い ( 主観 ) わけなんだけど、報道に出てくる仕分けされる側の当事者達の年齢がやっぱり高すぎて萎える。長くいればとか権力持ってればやりたい放題というのはもう system の問題だよな。若いのがうまく立ち回って使い込んだとかの方がまだ共感できるわ。
- 与党やりたい放題すぎワロタ
- でまぁ毎年継続するかというと当の民主党が今回で終わりだといっているので自由だなーと思っているところで。てか 3000 ある事業は一通りはやったほうがいいんじゃねぇかなと思うんだけど。
- 反応待ち
- 最終的に仕分け結果に対して何も reaction を取らないとそのままずるずるいってしまうのはわかっているとは思うので何らかの action を取るとは思うんだけどそこらへんをうまく handling できる人材がいるかどうかがその事業にとっての分水嶺。散発的に反応したって意味がないので勢力をまとめて攻撃に転じることの出来るひとが必要になってくるよね。まぁそういうのを lobbyist っていうんだけど日本だと変な image がついてしまっているっていうのは ( いやまぁ本場の image とか知らないけど ) 国民にとって不幸だなぁとは少し思う。今までのように偉い人に頼んでどうこうてのは pipe を持ってないひとがそういう活動をできないということなのでやめた方がいいと思うし。そういう意味で報道では Nobel-prizewinner とか担ぎ出しててワロタ。いや笑えないんだけど。
とか何とか。