andLinux の "Mount count" 調整による fsck 自動起動の制御
http://d.hatena.ne.jp/janus_wel/20090114/1231925010 に関連して、起動時の mount によって自動的に fsck が実行されてしまう問題について。とりあえず以下の 3 つの command を覚えておけば日常生活は送れるはず。
- tune2fs -l /dev/cobd0
- "Mount count", "Maximum mount count" を確認。 pipe でつないで tune2fs -l /dev/cobd0 | grep -i "mount count" でちょうどこの 2 つが出てくる。
- tune2fs -c m /dev/cobd0
- "Maximum mount count" を m に設定する。この値を "Mount count" が越えると fsck が走る。
- tune2fs -C n /dev/cobd0
- "Mount count" を n に設定する。
で、こいつらをどうやって使うかという運用の問題なんだけど、
- "Maximum mount count" にでかい数を指定して事実上 fsck を実行させない。
- tune2fs -c 4294967295 /dev/cobd0 とか ?
- journaling の仕組み上定期的に走らせないといざというときに困るものなので ( いやよく知らんけど ) この選択はないはず。
- "Maximum mount count" を固定して fsck が自動実行されるようになったら "Mount count" を 0 に reset する。
- tune2fs -c 64 /dev/cobd0
- fsck が走る時期になったら tune2fs -C 0 /dev/cobd0 する
- "Mount count" には手をつけずに fsck が自動実行されるようになったら "Maximum mount count" を少し増やす。
- tune2fs -c 64 /dev/cobd0
- tune2fs -c 128 /dev/cobd0
- tune2fs -c 192 /dev/cobd0
- tune2fs -c 256 /dev/cobd0
- ...
とりあえず 2 番の運用が正しい気がしてるんだけど option の表記から推測すると -c を普段使うべきと言っている気がして 3 番な気がするという。どっちでも変わらないんだろうけど de-facto はどっちなのかな ? あーやっぱり "Mount count" は disc をどの程度使ったかの指標になるので reset せずに、 "Maximum mount count" を適宜増やしていくべき ? なのかな。