アカウント問題

なでられる


アカウントに関して色々とつらつらと書き綴る。

まず何故アカウントが増えるのがイヤなのかというと管理が面倒という一語につきるのだけどそもそもアカウント管理ってどうすればいいのかわからんのよね。現在取っている手法は 1 ファイルにサービス名・ username ・ password をまとめて zip with password してるんだけどめちゃくちゃ原始的というかなんというか。一応パスワードは直書きではなくて俺に向けたヒントを書くようにしてるから万一破られて見られても多分わかんないとは思うんだけど、ヒントを与えてしまっている時点で時間稼ぎにしかなっていないような。それにそもそもこれだと一つパスワードをクリアすると全てのサービスのアカウントに対してヒントが見れてしまうっていうのがなー。

あとアカウントが増えると username はいいにしても password 考えるのが面倒。重複させると連続的に突破される可能性が出てきちゃうしかといって全てのサービスで違うものをとなるとちょっとキツイ。サービスが 10 以上になると常時全て覚えているのは現実的じゃなくなってくる。手を出しすぎているわけじゃなくて必要なものに絞っているのにこんなになってしまうのも一つの要因ではあると思うんだけど、 1 つのベンダで全て満足いくサービスっていうのも現実的に生まれないはずなのでここは仕方ないのかもしれない。

で、いざそのサービスが必要でアカウントを作るって段階になったときに情報を色々いれなきゃならないのも勘弁してくれと思う。 E-mail address ・ passwordはともかくとしても social なサービスじゃない限り username もいらないと思うし名前・住所・電話番号を要求するって何がしたいのよ ? と。そういう情報を使って何かするとかならまだいいんだけどそれが CRM っていうのはこちらの旨みを感じないしなぁ。まぁサービス使わせてやる以上それくらいヨコセっていう方がわかりやすくていいんだけどだったら俺は別に使わなくてもいいかなと思っちゃうというのもある。

ここらへんはなんでそんなに個人情報だしたくないんですかという反論にも繋がるんだけど、そもそも情報て一回出すとその後はもう out of control なのでとかまぁ要はリスクコントロールなわけだけど。あっち側てコントロールすることはある程度できるんだけど要は自分の関与できる範囲で大局をコントロールするしかない ( サイバネティクスの語源だったか原義だったかそんな風に記憶をしてるんだけど今調べてみたら違うぽい ) のでというようなハナシ。

あと基本的にアカウント登録しないとサービスを使えないというのも一つのめんどくささになってると思うのよね。機能については紹介記事やクチコミで情報仕入れることもできるけど使うかどうかの指標として重要 ( だと俺は思う ) な UI に関しては実際に触ってみないと判断はできないわけで。アカウント作成 -> 見極め -> アカウント削除って流れも上述のようにそもそもアカウント作るのがめんどくさい場合とかもうその時点で評価する気にすらならないわけで。あ、でもそういう意味では LDR は試用版があるから良いよね。

というようなことを諸々解決するために OpenID とか OAuth が出てきたんだろうなーと思うんだけど後発というか最近のサービスは OpenID 対応なことが多いのに対して老舗ベンダの提供しているサービスは対応してないことが多いというかなんというか。これ既存サービスに導入するのって手間なのかな。