オリコン社 vs 鳥賀陽氏

鳥賀陽氏敗訴らしい ( http://www.ohmynews.co.jp/news/20080422/23819 ) 。

この訴訟に関してはいろいろな問題があっていろいろな人がいろいろなことを言っている。名誉毀損がとか言論の自由がとか SLAPP がとかは言いたいこたわかるし全くその通りだと思うんだけど俺としては全面的にその議論を信じることもできないというか。この訴訟については鳥賀陽氏のサイト ( http://ugaya.com/ ) を偶然見つけて知ったんだけどこれ調べていってもあんまり客観性のある情報が出てこないのよね。

オリコン社と鳥賀陽氏のサイトは当事者だから抜くのは当然としてこの件を伝えている記事は俺が見た限りでは全て鳥賀陽氏寄りでなんか変なバイアスかかってそうで警戒してしまうというか。まぁ報道は記者がするもので記者は鳥賀陽氏と同じ立場になりうるひとたちということだから鳥賀陽氏寄りになるのはわかるんだけど、報道が鳥賀陽氏寄りになるならこの訴訟についての情報を受け取る場合には自然バイアスがかかってるわけで。で、一連の流れを客観的に判断できる人間って誰だといえば最終的に裁判員しか残らねぇんじゃねぇかなと思うわけだ。大体問題点てほとんど鳥賀陽氏がまとめているぽいのでその時点でほんとうにそれが問題点なのか、争点となりうるのかていう判断が難しい。

というようなことを諸々考慮すると今回の判決が妥当かどうかすら判断できない人が多いんじゃないかなーと思う。感情でモノを言うのは世論とかではアリだと思うけどなー。