Twitter ログ問題

eufonius - スバラシキセカイ


Twitter に以前アクセスしたときからのログをどうするかという問題。

初期は友人知人で 10 名程度だった俺の Following 数は順調に増加していて今現在 40 。で、もう俺の処理能力では既にログを処理するのが高コストになっていて、というか夜寝てからのログの流れっぷりが凄いんだけどこれ昼のテンション低いときに見てもちょっとついていけないにゃーみたいな立ち位置から来る問題。とりあえずどうすればいいか右往左往していたのだがそれにも飽きたので対処方法を考えてみた。これ原因まで突っ込むと色々考えるところあるしそうしなきゃいけないと思うんだけど、とりあえず Twitter の捉え方による扱い方の変遷をつらつら追っていったほうがいいのかなと思って書いてみる。

まず Twitter の捉え方なんだけど大半の人は自覚 / 無自覚関係なく大雑把に

  • 深く狭く
  • 浅く広く

のどちらかで使っている人に分類できるんじゃないかなと。これで分類できない人もいるのかもしれんけどそれは俺の思考の斜め上を行っている人間だと思うので俺には想像しようがないというか。で、深く狭くが IM に連なる系譜で一人一人と喋りこむイメージ。 Twitter 使い始めの人に多いと思うんだけどまぁこのイメージはシステムの類似性から来るものだから錯覚といえば錯覚で、IM を全く知らずにいきなり Twitter に入った人はこういうイメージを持たないかもしれない。逆に浅く広くは友達 100 人できるかなの延長上で Following 1000 人を経由した上での Followers 1000 人できるかなというイメージ。一人一人との結合は疎かもしれないが面白い発言との結合を密にする方向でのシステム利用。

で、深く狭くの人が最初に考えるだろうものがアクティブコントロール案。 Follow 数を自分が処理できる量に抑える。メリットは面白い個人をじっくり追える。短期間で個人ウォッチをしたいという用途にも適するかもしれない。デメリットは Following の管理が発生するということかな。今までの Following を切って他の人を Follow するとかそういう心理的にも面倒な作業も付随してくるので厄介だ。あと考えられるデメリットは面白いかもしれない ( 人によらない ) 発言を自分からシャットアウトしてしまっているとか面白い人を見つけてしまったときのやっちゃった感とか管理めんどくさい感みたいな葛藤がどうしても付きまとうとか。

浅く広くの人はとにかく面白い / 面白そうな人は Follow してしまって Twitter からの発言を処理できるときに処理するパッシブコントロール案。発言を受け取れて意味を解釈可能なときに反応 ( reply, Googling, Blogging etc ) する。メリットは幅広いひとへのアクセスパスが開けることと祭りなどに遭遇するチャンスが多いことかなー。どちらかというと場に寄っていく方向なので先天的 / 後天的限らず KY には無理かもしれないというデメリットも抱えている。あと必要に応じて過去のタイムラインを追えるだけの能力を持っていることが要求されたりされなかったり。

で、俺の場合ログ追うのがつらいなぁと感じるのと同時に面白いこと言ってるひとのプロフィール欄にブログなりなんなりの URL が載っているのに気づいたり、ふとしたことで検索してその人の情報発信源へたどり着いちゃって個人はそっちで追えばいいんじゃねと気づいた。つまり定点観測をするのは別に Twitter 上じゃなくてもいいというか。フィードリーダの使い方もわかってきたことだしな。まぁ定点持ってない人もたまにいるけどもその場合は定期的にその人の Twitter タイムラインを覗くことで対処していたりする。となると深く狭くを貫く必要性もないわけでじゃあ浅く広くでやってきゃいいかという心構えに至ったわけだ。

というように俺自身の問題はカタがついたわけだが実際の浅く広くへのパラダイムシフトは上記のように行われるんじゃないかな、と妄想中。みんなが通っただろう道を追体験することで気づけたようなまだぼんやりしているような。大体俺の場合は 1 発言に対する処理時間が長いから 40 程度の Following でこれに気づいたけどうっかり脊髄反射できちゃう人はもっとかかりそうだなぁと思ったり、いや逆に普段のタイムラインの流れが速すぎてパラダイムシフトへ踏み切る、もしくは自覚しないうちに行っているんじゃないかな、ということも想像できてしまって面白い。

あとはパッシブコントロール案だと Twitter にあまりコストを割かなくてよいという点もあるけど実際 Twitter ってそんなコストかけて見るモンでもないと思うのでこれをメリットと思うのは違う気がするとか深く狭く / 浅く広くがアクティブ / パッシブに対応しやすいとか世界中のひとへのアクセスパスが子供のころから身近にあるという環境がもたらすものは何かとか Twitter というのは妄想対象としても面白い。